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  1. 橿原市議会 2021-03-08
    令和3年文教常任委員会 本文 開催日: 2021-03-08


    取得元: 橿原市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    検索結果一覧に戻る 検索をやり直す ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 令和3年文教常任委員会 本文 2021-03-08 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 106 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  谷井宰委員長 選択 2 :  谷井宰委員長 選択 3 :  谷井宰委員長 選択 4 :  文化財課長 選択 5 :  谷井宰委員長 選択 6 :  高橋圭一委員 選択 7 :  谷井宰委員長 選択 8 :  文化財課長 選択 9 :  高橋圭一委員 選択 10 :  文化財課長 選択 11 :  谷井宰委員長 選択 12 :  谷井宰委員長 選択 13 :  谷井宰委員長 選択 14 :  企画政策課長 選択 15 :  谷井宰委員長 選択 16 :  上田くによし副委員長 選択 17 :  谷井宰委員長 選択 18 :  企画政策課長 選択 19 :  谷井宰委員長 選択 20 :  福田倫也委員 選択 21 :  谷井宰委員長 選択 22 :  企画政策課長 選択 23 :  福田倫也委員 選択 24 :  企画政策課長 選択 25 :  福田倫也委員 選択 26 :  谷井宰委員長 選択 27 :  学校教育課長 選択 28 :  福田倫也委員 選択 29 :  谷井宰委員長 選択 30 :  佐藤太郎委員 選択 31 :  谷井宰委員長 選択 32 :  教育総務課長 選択 33 :  佐藤太郎委員 選択 34 :  谷井宰委員長 選択 35 :  社会教育課長 選択 36 :  佐藤太郎委員 選択 37 :  谷井宰委員長 選択 38 :  竹田のぶや委員 選択 39 :  谷井宰委員長 選択 40 :  学校教育課長 選択 41 :  谷井宰委員長 選択 42 :  竹田のぶや委員 選択 43 :  学校教育課長 選択 44 :  竹田のぶや委員 選択 45 :  学校教育課長 選択 46 :  竹田のぶや委員 選択 47 :  谷井宰委員長 選択 48 :  高橋圭一委員 選択 49 :  谷井宰委員長 選択 50 :  企画政策課長 選択 51 :  高橋圭一委員 選択 52 :  企画政策課長 選択 53 :  高橋圭一委員 選択 54 :  企画政策課長 選択 55 :  高橋圭一委員 選択 56 :  企画政策課長 選択 57 :  高橋圭一委員 選択 58 :  谷井宰委員長 選択 59 :  企画政策課長 選択 60 :  谷井宰委員長 選択 61 :  高橋圭一委員 選択 62 :  谷井宰委員長 選択 63 :  谷井宰委員長 選択 64 :  企画政策課長 選択 65 :  谷井宰委員長 選択 66 :  企画部長 選択 67 :  谷井宰委員長 選択 68 :  谷井宰委員長 選択 69 :  谷井宰委員長 選択 70 :  高橋圭一委員 選択 71 :  谷井宰委員長 選択 72 :  谷井宰委員長 選択 73 :  谷井宰委員長 選択 74 :  谷井宰委員長 選択 75 :  谷井宰委員長 選択 76 :  教育総務課長 選択 77 :  谷井宰委員長 選択 78 :  高橋圭一委員 選択 79 :  谷井宰委員長 選択 80 :  学校教育課長 選択 81 :  谷井宰委員長 選択 82 :  谷井宰委員長 選択 83 :  谷井宰委員長 選択 84 :  学校教育課長 選択 85 :  谷井宰委員長 選択 86 :  佐藤太郎委員 選択 87 :  谷井宰委員長 選択 88 :  谷井宰委員長 選択 89 :  学校教育課長 選択 90 :  谷井宰委員長 選択 91 :  谷井宰委員長 選択 92 :  高橋圭一委員 選択 93 :  谷井宰委員長 選択 94 :  人事課長 選択 95 :  高橋圭一委員 選択 96 :  谷井宰委員長 選択 97 :  企画部長 選択 98 :  谷井宰委員長 選択 99 :  上田くによし副委員長 選択 100 :  谷井宰委員長 選択 101 :  学校教育課長 選択 102 :  谷井宰委員長 選択 103 :  谷井宰委員長 選択 104 :  教育総務部副部長 選択 105 :  谷井宰委員長 選択 106 :  谷井宰委員長発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:              日程第1 閉会中の所管事務調査について                午後 1時01分   開  議 ● 谷井宰委員長 それでは、ただいまから文教常任委員会を開催いたします。  本日の委員会は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、傍聴は行わず、インターネット中継による視聴をお願いしております。また、答弁者は必要最小限の人数とし、入室者は検温、手指消毒、マスクを着用し、できる限り距離を空けて着席し、換気のために窓や扉を開けた上で実施いたします。  なお、質疑、答弁の際は、起立の上、必ずマイクの使用をお願いいたします。  直ちに日程に入ります。  日程第1、閉会中の所管事務調査についてを議題といたします。  お手元に配付した申出書のとおり、閉会中の継続調査の申出を行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 2: ● 谷井宰委員長 ご異議がないようですので、そのように決定し、委員長名で議長に提出いたします。     日程第2 所管事務調査 (1)橿原市指定文化財(民俗文化財)の指定について 3: ● 谷井宰委員長 次に、日程第2、所管事務調査(1)橿原市指定文化財(民俗文化財)の指定についてを議題といたします。  担当理事者から説明を願います。文化財課長。 4: ● 文化財課長 それでは、橿原市指定文化財の指定についてご説明させていただきます。資料をご覧いただければと思っております。  橿原市指定文化財としまして、十市のだんじり7台、今井のだんじり2台、小綱のだんじり1台を令和3年2月22日に指定を行っております。  本件につきましては、令和元年度から10台のだんじりについての調査を行い、基礎資料を作成するとともに、その価値評価を作成し、橿原市文化財審議会における民俗文化財の専門委員の方々と評価についての協議、検討を進めてまいりました。  そして、令和2年11月26日に橿原市文化財審議会を開催し、橿原市指定文化財(民俗文化財)の指定について諮問を行いました。諮問の審議を経まして、令和3年1月18日に橿原市文化財審議会会長より指定文化財に指定する答弁書を提出されました。  指定答申を受けまして、橿原市文化財保護条例第8条第1項の規定により、市長と協議を行い、令和3年2月22日開催の定例教育委員会議において指定についての議案を上程し、審議の結果、指定決議により、同日付で指定文化財と指定しております。
     指定文化財の種別としましては、先ほど申し上げましたように、橿原市指定文化財(民俗文化財)となります。指定文化財の物件及び員数につきましては、資料に書いてありますように、十市のだんじり7台、今井のだんじり2台、小綱のだんじり1台でございます。指定文化財の所在地及び所有者の住所及び名称につきましては、資料をご覧いただければと思っております。  続きまして、指定理由につきましてですけれども、10台のだんじりにつきましては、製作年代が江戸時代の後期から明治、大正までの橿原における江戸時代後期からの祭礼の形態を知る上で欠かすことのできない物証となっております。  現在のだんじりは、堺型、住吉型、船形に分類されまして、大阪府、特に北側は淀川以南、南は泉大津市、和泉市、東は奈良県境までの市町村に集中しております。そして、大阪府以外では、東は奈良県の大和高田市、御所市、葛城市及び北葛城郡、そして、本市及び高市郡、また、西につきましては兵庫県の神戸市、南は和歌山県橋本市に分布しております。この分布域が堺型、住吉型のだんじり文化圏になっております。そして、その東限がこの橿原市であるということが重要になってきております。   この中で、十市町の中殿垣内地車は、全国でも類例が少ない船形の形状をしております。また、9台につきましては、先ほど申し上げましたように、堺型、住吉型として製作されておりまして、その彫刻につきましては、彫又一門、大佐一門によって製作され、彫刻の系譜が追えるということで極めて重要な物証になっております。  そして、先ほど申し上げましたように、江戸時代後期から堺型、住吉型、船形のだんじりが橿原市に導入されたことにより、今までの太鼓台というものと変化を経まして、都市的で華やかな祭礼文化がこの橿原市に導入されたということが重要かと思っております。  そして、十市、今井、小綱のだんじり10台は、先ほど申し上げました東限であるとともに、本市における華やかな、都市的な祭礼ということがこの文化財としての価値を持っているということで指定をしております。  指定理由につきましては以上でございます。 5: ● 谷井宰委員長 ただいまの説明に対して、質疑等はありませんか。高橋委員。 6: ● 高橋圭一委員 今、指定文化財に指定されたということの報告なんですけれど、指定することによってどういうことができるというか、どういうことがあるんですか。 7: ● 谷井宰委員長 文化財課長。 8: ● 文化財課長 まずは、橿原市といいますか、奈良県におきまして、だんじりを10台有しているというのがこの奈良県の中では橿原市が一番多うございます。それとともに、だんじりは地域の絆をつなぐものとしての位置づけがございますし、有形民俗文化財として今後も宮の祭りについての継承を行うということでは重要だというふうに認識しております。  また、指定になりましたら、文化財に係る補助金の交付要綱に伴いまして、例えばですけれども、修理につきましても助成が出ていくことによって、後世においても大事にだんじりを伝えていくということになろうかと思います。 9: ● 高橋圭一委員 地元でやっていただいていた修理等に補助金が出るということが1つのメリットかと思います。ただ、私も実は高田に住んでおったときに小さい頃からだんじりというのを非常に楽しみにしておったんですけれど、そのことから考えると、子どもの数も減ってしまっているということであったり、引き手が確保されているかというの、これ、多分地域によって、その地域その地域で青年団とかいうことをされていると思うんですけど、そこら辺の実情というのはご存じですかね。 10: ● 文化財課長 今、だんじりにつきましては、十市におきましては、例えばですけども、国際交流という観点から外国の方を含めまして曳航を行っている状況でございます。今井町につきましても、今井町の住民の方々を中心に曳航をしているという状況になっております。一方、小綱につきましては、委員おっしゃられましたように、やはり担い手がだんだん少ないということで、といっても、やはりだんじりは地域の紐帯という観点から、お宮に入るときには見ていただくということで、そこで餅の振る舞いをするというようなことでだんじりについての継承を行っているということでやっております。 11: ● 谷井宰委員長 ほか、ございませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 12: ● 谷井宰委員長 以上で質疑を終わり、説明を終わります。            所管事務調査 (2)第2期教育大綱策定について 13: ● 谷井宰委員長 次に、所管事務調査(2)第2期教育大綱策定についてを議題といたします。  担当理事者から説明願います。企画政策課長。 14: ● 企画政策課長 地方教育行政の組織及び運営に関する法律、いわゆる地教行法と言われているんですけれども、地教行法が27年4月1日に施行され、地方公共団体の長は、教育基本法第17条に規定する基本的な方針を参酌し、その地域の実情に応じ、当該地方公共団体の教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策の大綱を定めるものとするということとされまして、本市においても、平成28年3月に橿原市教育大綱を策定いたしました。  この第1期教育大綱は平成28年度から30年度の3カ年としておりましたけれども、橿原市第3次総合計画が市長交代等により令和2年度末まで延長しており、総合計画に合わせてこの教育大綱も2年延長しております。第4次総合計画が今年度12月議会、昨年の12月議会において議決をいただき、令和3年4月施行するに伴い、第2期教育大綱につきましても令和3年4月から施行したいと考えております。  第2期教育大綱策定に際し、総合教育会議で議論し、素案が完成いたしまして、2月1日から3月1日までパブリックコメントを実施いたしました。パブリックコメントは、コロナ禍という状況、また、全市民が手軽に回答できるということで、オンライン方式とミグランス1階で受け付けを行いました結果、意見につきましては、お二人の方から計7件ご意見をいただきました。内容につきましては、今、お配りしている大綱の内容を変更するものではございませんでした。  その理由につきましては、1つは、提案される内容が具体的な施策に関することであるためでございます。これにつきましては、冊子5ページにありますように、大綱の進行管理といたしましてPDCAサイクルを行うため、令和3年度にアクションプランの作成を予定しており、そこに反映していくものと考え、もう1件につきましては、大綱に関係のない意見であったためでございます。  3月中に再度総合教育会議にて、パブリックコメントの報告を行い、教育委員さんの承認をもらった結果、4月施行したいと考えております。  そして、第2期教育大綱の期間につきましては、令和3年度から5年間としたいというふうに考えております。  それでは、配付しております第2期橿原市教育大綱についてご説明申し上げます。  まず、表紙でございますけれども、表紙は橿原市章を構成するピースは、色、素材、大きさがそれぞれ異なっており、橿原で生まれ育った彩り豊かな個性を表しております。それら一つ一つが橿原市をつくり、そこからまた豊かな個性が誕生し、未来に向かって羽ばたいていく、そんな本大綱が目指す橿原の人づくりを表現いたしました。  章立てといたしまして、大きく2つ、第1章といたしましては大綱策定に当たって、第2章は基本的な方向性としております。大綱策定に当たっては、まず1ページから2ページに教育を取り巻く社会情勢について記載しております。続いて、3から4ページにつきましては、大綱の策定の趣旨を記載しており、先ほど申しましたとおり、大綱を定める趣旨、地方公共団体の長が定めるという趣旨でございます。続いて、3ページから4ページに計画の位置づけを記載し、本大綱は上位計画といたしまして橿原市第4次総合計画基本計画に基づき、さらに第2期橿原市まち・ひと・しごと創生総合戦略と連携しながら、基本目標の実現に向け取り組むものでございます。関連する個別計画といたしまして、橿原市スポーツ推進計画や橿原市子ども・子育て支援事業計画、橿原市障がい者福祉基本計画等の整合性を図っていきたいというふうに考えております。  続いて、5ページの期間につきましては、先ほど申しましたとおり5年、そして、進行管理につきましては、先ほど申しましたように、PDCAサイクルで進捗管理を行っていきたいというふうに思っております。  続きまして、6ページでございます。教育大綱の基本的な方向性といたしまして、まず大きな柱といたしまして教育大綱の基本理念を定めました。大きく書かせていただいておりますとおり、「未来を拓く心豊かな橿原の人づくり」という形を設定いたしました。理念に込めた思いといたしまして、我々、皆さん、子どもの頃、パソコンも携帯電話もなかったというふうに思います。携帯電話に関しましては10年前と比べて急激に普及いたしまして、10年前このような社会の変貌を遂げると想像した人は少なかったと思います。この携帯電話も今やコンピューターであり、カメラであり、GPS端末であり、また、音楽プレイヤーでもあり、コミュニケーションツールでもあり、また、決済ツールでもあり、いまや世界をポケットに収めてくれるデバイスでございます。このコロナ禍においてデジタル化が加速し、将来がますます予想されない時代へ突入してまいります。アメリカのデューク大学の研究者デビッドソン氏によると、2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は大学卒業時には今存在しない職業に就くだろうと言われておりました。その数字の信憑性はさておき、現実的に10年前はアフィリエーター、スマホエンジニアやユーチューといった職種はあまりなく、ノマドウォーカーとか派遣、パラレルキャリアといった働き方もほとんどありませんでした。十年一昔と言われておりましたが、今や3年、ともすれば1年1年が一昔というような今後社会がますます加速度的に変化していくであろう中、現在にはない未知の課題が生まれてくると予想されます。その未知の課題にも対応し、さらにその先の未来を拓いていく力を身につけ、同時に市民一人一人が生涯を通じて心豊かに生きがいのある暮らしを送れるよう、心豊かな人づくりを学校教育、社会教育を礎に育んでまいりたいとの思いを込めております。この理念につきましては普遍的なものであり、また、第3期を5年後には策定していくわけでありますけども、第3期においても継承してまいりたいというふうに考えております。  続いて、6ページの下の段、教育目標を記載しており、基本理念に基づき、学問の自由を尊重しつつ、ご覧の4つの目標を達成することを目指しております。  続いて、教育政策の基本方針を記載しております。大きくは、学校分野で4つの方針、生涯学習分野で4つの方針を定めております。これらの具体的な取組については、9ページから最終ページまでで記載しております。  7ページの下段、最上位計画にある第4次総合計画と教育大綱の関係性を図示させていただいております。  最後に、先ほど申しました9ページからの具体的な取組でありますけれども、9ページから10ページには就学前の保育・教育、学校教育の方針1として、就学前の保育・教育の充実についてを記載しております。ここでは、就学前の保育・教育の質の向上や保幼小の連携、望ましい施設環境整備について具体的な取組を記載させていただいております。  11ページからの学校教育の充実については、具体的には確かな学力を養うことや豊かな心を育むこと、情操教育としてのスポーツを中心にたくましい心身の育成、そして、ICTを活用した能力の向上、郷土の伝統や文化に関する教育、特別支援の充実、いじめ、不登校に対する取組、より良い教育環境の整備や安全・安心な給食の提供と食育について記載しております。  15ページからの方針3につきましては、発達相談、療育の充実について記載しており、教育・福祉・保健が一体となった発達障がい者支援施設、ライフステージに合わせた切れ目のない支援について具体的に記載させていただいております。  16ページ、方針4では、人権教育の推進について記載しており、各校、園における人権教育、地域社会とともに目指す人権教育について記載させていただいております。  17ページからは、生涯学習、社会教育について記載しており、方針1といたしまして、生涯学習、社会教育の推進、具体的には次世代を担う子どもたちに必要な生きる力の育成、市民の学ぶ意欲の支援、学校、家庭、地域の連携強化と社会全体の教育力の向上について記載しております。  19ページから20ページには、方針2といたしまして文化芸術の推進について記載しており、施設の維持管理や文化ホール、こども科学館、図書館、昆虫館について、具体的に記載させていただいております。  21ページからの方針3は、文化財を活用した教育の推進ということで、文化財を活用した学校教育の促進や文化財を活用した生涯学習について、具体的に記載をさせていただいております。   最後に、22ページからです。方針4といたしまして、今井町の伝統的町並みを生かした歴史・文化の啓発について記載させていただきまして、学びを通じて、郷土への誇りや愛着を育むことについて具体的に記載させていただいております。  大綱の全体といたしまして、中身のレイアウトにつきましてはイラストや手描き風のフレームを用いることで柔らかい印象を与えられるよう工夫をしております。読みやすいように整然と配置された文字や写真から絵本のような暖かさと身近さを感じてもらえるよう目指しました。  教育大綱の説明は以上です。 15: ● 谷井宰委員長 ただいまの説明に対し、質疑等はありませんか。上田副委員長。 16: ● 上田くによし副委員長 今回策定を計画されておられます第2期橿原市教育大綱ですけれども、第1期の大綱が平成28年度から5年間取組をされてこられたということでお話を受けました。その第1期の教育大綱を振り返って見てみますと、第2期のところで示しておられます計画に基づく進行管理、そういった表記が見当たらなかったわけですけれども、この第1期の教育大綱を5年間取り組んでこられた際に、この法律が指し示しています第26条の規定によりますと、教育委員会の事務の点検及び評価というふうなところがございますけれども、アクションプランと、そういったものも見当たらなかったわけですが、どのような形でこの5年間の業績に基づく評価に取り組んでこられたのか、その点についてお答えいただきたいと思います。 17: ● 谷井宰委員長 企画政策課長。 18: ● 企画政策課長 第1期につきましては、第2期に比べますと非常に簡素なものでありまして、全5ページという形の簡素なものでありました。これは理由といたしましては、急遽法律ができて急遽作ったということもありまして、非常に簡素なものでありました。そこでは、PDCAサイクルも今、副委員長おっしゃるように確立もされておりませんでしたけれども、今、おっしゃっていただきましたように、教育委員会のほうでは点検と評価というのを学識経験者のほうでしていただいております。こちらも大学教授の2名の方で教育委員会全般の業務の点検及び評価をしていただいている中で、その点検と評価につきましてはこの教育大綱、教育行政を全般に進めるに当たりまして、当然この教育大綱を基に進めておったわけでありますので、この教育大綱を基に教育行政を進める。そして、点検と評価をしているという形で、そういった形で段階的に教育大綱を点検と評価で評価していたということでありますけれども、今回は先ほど申しましたとおり、より明確にPDCAサイクルを確立するためにアクションプランというのを各それぞれの章のところでのアクションプランというのを作成していくということで、より1期に比べて具体的な突っ込んだ形でのPDCAサイクルを目指していきたいなというふうに考えております。 19: ● 谷井宰委員長 ほか、ございませんか。福田委員。 20: ● 福田倫也委員 すみません、ちょっと何点かあるんですけれども、まずこの教育大綱、前回の分も含めてなんですけれども、実際にその現場で働いていらっしゃる教職員の方々への周知方法といいますか、共有というのは、どのように以前はされていて、今回はどういうふうにしようという計画があるんでしょうか。 21: ● 谷井宰委員長 企画政策課長。 22: ● 企画政策課長 この第1期の教育大綱につきましても、小・中・幼稚園、37、38あるんですけれども、全ての校園長のほうに周知いたしまして、園また小学校、中学校のほうで各教員に周知していただいていたということでございます。今回の第2期橿原市教育大綱につきましても、これまた策定次第、新年度、校長会、園長会等で周知いたしまして、また、職員会議等で周知、さらに個々の先生方に周知していただくようにお願いするとともに、また、ホームページ等でも掲載いたしまして、具体的な事業、アクションプランにつきましてもホームページのほうで公表していきたいなというふうに考えております。 23: ● 福田倫也委員 この印刷を見ていても、前回の5ページのものと違って、本のような暖かさというところ、非常に感じますので、しっかりと現場の皆さんにも見ていただけるように取組をお願いできたらと思います。  それから、2点目なんですけれども、前回、1回目の基本理念、先ほど普遍的なものというふうにおっしゃっていたと思うんですが、基本理念も前回は(1)から(4)まであって、これが変更になっているんですけれども、何かその変更に至った経緯とか、もしあれば教えていただきたいと思います。 24: ● 企画政策課長 基本理念というのは非常に分かりやすいものでなくてはいけないんだというふうに思っております。総合計画におきましても簡単な1行、ぱっという形で非常に分かりやすい形で表記させていただいております。第1期につきましても、福田委員おっしゃるとおり、ちょっと4項目に分かれていたという形で、非常に具体的な感じで書かせていただいておりますけれども、やはり、基本理念いうのはやっぱり抽象化されたもので簡潔なものでないといけないかなというふうな思いもありまして、このような形で、今後未来が加速度的に変わっていく中での対応という形での理念という形で思いを込めさせていただいた次第でございます。 25: ● 福田倫也委員 続いて、12ページのところなんですけれど、四角4のICTを活用した能力の向上というところなんですが、ちょうど右の下の段なんですけども、教職員のICT活用能力を高め、子どもたち一人一人の自らの学びを支えるような授業を効率的に行いますとあるんですけど、教職員の方でもICTに強い方、そうでない方というのもいらっしゃるかと思うんですけど、このあたりというのはどのような工夫をされていく予定でしょうか。 26: ● 谷井宰委員長 学校教育課長。 27: ● 学校教育課長 現在、子どもたちに1人1台のパソコンが行き渡り、それについての研修等をうちの指導主事を通して今、徐々に進めている状況であります。学校についても、どういうふうな形で子どもにそのICTを活用させるか、それから、子どもがそのICTを使って授業についてこれるかというふうな研さんについても、今は、指定研究校といいまして、光陽中学校と耳成西小学校の、小学校では5、6年生、中学校では現1、2年生で、どういった形で家に持って帰ってICTを使ってやっていくかというのも今、研さんしてもらい、4月からそれに基づいてやっていけるように今、進めているところです。 28: ● 福田倫也委員 ICTというのは非常に便利な反面、やはり怖い部分というのもあると思いますので、しっかりとご検討の上、進めていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。 29: ● 谷井宰委員長 佐藤委員。 30: ● 佐藤太郎委員 14ページの四角8の上から6行目、その下です。「また、学校が持つ多様な機能にも留意しながら、小中一貫教育などについても検討していきます」というところで、ここに示されている小中一貫教育とは、校舎の統廃合、小学校、中学校間で行う可能性を含んでいるのかどうかを教えてください。 31: ● 谷井宰委員長 教育総務課長。 32: ● 教育総務課長 学校の再編についてなんですけども、小学校同士の統合、あるいは中学校同士の統合というのを今まで考えてきたわけですが、小中一貫校というのも選択肢の1つとしてあり得るというふうに考えて、ここに記載させていただいているということです。 33: ● 佐藤太郎委員 僕も3年前ですかね、2年前ですかね、この橿原市の教育施設再配置の委員会がありまして、僕もそのメンバーで入っておりまして、実はこれ、白橿地域の住民さんから「これ、仮に失敗してもいいから、これに取り組んでくれ」という熱い申出というか、お手紙があったはずなんですよね。僕もそれにはすごく賛同します。その理由は、この橿原市って、人口が密集しているところ、密集していないまばらなところ、小学生、学校の数が多いところ、少ないところとばらばらになっておりまして、同じような政策やったらうまいこと当てはまらないと思うんですよね。あのときの会議の中でも、バスを出すとか、安全対策はどうするとか、そういうお話ばかりだったと思うんですよ。ですので、橿原市は広いので、小学校だけの統廃合、中学校だけの統廃合という枠にとらわれずに、利用者の目線、保護者、生徒さん、全てにとっていいような案を、橿原市独自の案を作っていただけますようにお願いしたいと思います。  16ページ以降なんですけど、これ、本年度、昨年度と、今年のコロナ禍において、生涯学習とか社会教育、特に僕は真菅北小学校のPTAの会長しておりまして、市Pとかの集会というのが本年度はほとんどなかったんですよね。これ、読んでおりましたけど、ほんまにそれでいいんですかというまず投げかけ、ご質問なんですけど、お答えいただけますか。 34: ● 谷井宰委員長 社会教育課長。 35: ● 社会教育課長 委員お述べのように、今年度、コロナの影響ということで、市PTAのほうの行事等もかなり影響を受けております。中止になった事業とかも多くございました。今後ですけども、来年度以降、コロナ対策のほうを講じた上で今のところは事業を実施していく方向では考えておるんですが、なかなか終息のめどが立たない中で、今でしたら、そういったICTを使って事業を展開していくとかいう方向も検討していきたいと考えております。 36: ● 佐藤太郎委員 これも2年ぐらい前に私は述べさせてもらいましたが、実はこのPTAの集会というのは土曜日、日曜日にありまして、そこに参加する人というのはそれだけ意識の高い親御さんなんやと。むしろ市が思っていること、やりたいことを啓発するためには来てない人を底上げする必要があるというふうに僕は言ったかと思うんですけど、まさに今のお答えどおりで、僕もPTAをずっとやっていますので分かるんですけど、来る人って毎回一緒なんですよね。じゃなくて、せっかくコロナが作ってくれた、いい機会なので、今後またこういう災害があるかもしれないので、きっちりとした、今はネット社会ですから、別に会場に来なくても、みんなに橿原市が思っている思い、教育をしてあげられるような体制づくり、ネット上の体制づくりをしてもらえればと思います。特に、やっぱりこのコロナ禍で僕が思ったのは、やっぱり生活苦しいという人が、お母さんで苦しいと言う人がやっぱり増えています。僕の父親の世代というのは、お父さんが仕事に行って、お母さんが家にいて主婦をやっている。お父さんの年収がイコール世帯年収というふうになっていたと思うんですけど、今はやっぱり時代は変わっていまして、ご夫婦で合算して年収何ぼ、何百万目指すという時代やと思うんですよ。ですので、極力、お母さん方、PTAを一生懸命しようと思ってもできないお母さん方の負担を少しでも減らせるように、特にこの大事な研修でしたら、ネット上でタイムリーに見せる必要もないわけじゃないですか。仕事終わった後、夜に見せることもできますよね。そういう配信の仕方もあると思うので、うちの市の社会教育の考え方はより広くみんなに見てもらう、認知してもらうというのが目的やと思うので、そういういろんな多岐にわたる方法を検討していただければと思います。 37: ● 谷井宰委員長 要望でよろしいですか。  竹田委員。 38: ● 竹田のぶや委員 9ページのところなんですけども、「就学前の保育・教育、学校教育」の1番の保育・教育の質の向上ということで、一番下に「保育・教育をより一層充実させるために、3才児保育や預かり保育の拡充の実施」と書かれております。令和3年4月から橿原市内3園で3歳児保育及び延長保育を進めていかれるということですけども、今現在、もう1か月切っていますけども、職員及び保育士の確保、人的体制のほうは整っておられますでしょうか。 39: ● 谷井宰委員長 竹田委員、後でそれの報告がありますので。(「そんなの聞いてない」と竹田君呼ぶ)  この後、また日程追加で3歳児保育の。(「取りあえず回答を」と竹田君呼ぶ)  取りあえず、済みません、お願いいたします。学校教育課長。 40: ● 学校教育課長 保育士の確保はなかなか難航しておりまして、各市町村がそれぞれに独自の方法で正規の保育士を雇うような形になっておりますので、うちのほうもちょっと今のところ、まだもう少し足りないというような形になっております。 41: ● 谷井宰委員長 竹田委員。 42: ● 竹田のぶや委員 足りないということは、配置人員基準までまだ達していないということなんですか。保育士さんに対する園児の基準があるとしたら、その基準まで達していないということなんでしょうか。 43: ● 学校教育課長 産休・育休補充とかも含めて、今のところ足りていないというのと、あと、加配の者がありますので、加配の分が足りていないということもございます。(「加配とは何ですか」と呼ぶ者あり)  特別支援の、担任以外の補充というか、プラスアルファというか、そういう人の分とか、あと、3歳児保育でも2人担任ということになってもう1人ということとか、その辺があと少し足りてないという感じです。 44: ● 竹田のぶや委員 ということは、簡単に言うと、今の体制では4月1日スタートは厳しい、もう少し保育士を確保しなければスタートできないという状態なんですか。 45: ● 学校教育課長 会計年度職員の分が足りてないということになりまして、正規の分については補助も補充というかたくさん入れていただきましたのでいけているんですが、会計年度職員のほうが少し足りてないかということになっております。 46: ● 竹田のぶや委員 分かりました。早急に頑張って確保のほうをよろしくお願いいたします。 47: ● 谷井宰委員長 ほか、質疑はございませんか。高橋委員。 48: ● 高橋圭一委員 今、企画政策課長からこの教育大綱の説明を受けているということなんですけど、これは上位に橿原市第4次総合計画があるということで、それに準じてこの大綱を作っているということなので、部署は企画政策課という形でよろしいんでしょうか。その確認だけ。 49: ● 谷井宰委員長 企画政策課長。 50: ● 企画政策課長 総合計画を策定しているからというわけではなくて、地教行法の定めによりまして、地方公共団体の長、いわゆる市長が教育大綱を定めるものという形になっておりますので、市長部局のほうで事務局が必要ということで、市長部局の企画政策課が担当しているということでご理解いただけたらというふうに思います。 51: ● 高橋圭一委員 この教育大綱、4月から実施するということで、その前に3月中に総合教育会議を実施されるということを伺いました。この総合教育会議というのは、実は最初規定されたときに市長が中心になって結構いい形で動かれてたということで聞いているんですけど、このところ、総合教育会議が去年はなかったというふうに聞いておるんですけど、これ、いつその総合教育会議でこの話をされて、3月のいつこれの報告をされるのか。 52: ● 企画政策課長 昨年度は、恐らく懇話会という形で1回させていただいたというふうに記憶しております。今年度につきましても、大綱を作るに当たる説明等も当然含めまして懇話会というのを2回実施しております。これはなぜ懇話会にしたかというと、当然、教育大綱というのは総合計画にひもづいて策定していくものである。その中で、総合計画というのが12月議会で諮るということで、当然、議決もしていない、まだ総合計画がない中で公に議論することが難しいという中で、ある程度素案を作っていくという形で懇話会を2回開きまして、1月に正式に総合教育会議というのを開いております。そこで今お配りしているような素案ができ上がっておると。2月1日から3月1日、パブリックコメントしましたので、今、申しましたとおり、この大綱を大きく変更するようなものではございませんでした。その中で、今、予定では3月19日が休会日というふうに聞いておりますので、3月19日に総合教育会議を開催いたしまして、正式に教育大綱の策定という形に運んでいきたいというふうに考えております。 53: ● 高橋圭一委員 ということは、昨年その懇話会のみで終わっていて、これもやらなければいけないということで、総合教育会議を開かれたのは1月のいつですか。 54: ● 企画政策課長 1月8日の朝の9時半から総合教育会議第1回目開いております。3月19日は、予定では3時半から開く予定をしております。 55: ● 高橋圭一委員 懇話会というのは、昨年、懇話会をされたというのは聞いたんですけれど、その懇話会のメンバーと総合教育会議の正式メンバーというのはどう違いましたか。 56: ● 企画政策課長 メンバーにつきましては同じでございます。 57: ● 高橋圭一委員 でしたら、きちっと総合教育会議を開くということではなくて、昨年度、懇話会にしたというのはどういう意味なんですか。懇話会にしている理由。(「これがちゃんと決まっていなかったと言うておったやん。その総計がまだちゃんとでき上がっていなかったからね」と原山君呼ぶ)  いやいや、教育会議自体。これはこれや。総合教育会議が決まってないから、それはできないけど。 58: ● 谷井宰委員長 1回答弁を求めます。企画政策課長。 59: ● 企画政策課長 昨年2回実施したのは、先ほど申しましたとおり、総合計画が策定されていない中での議論というのができないということで、懇話会にさせていただいたということでございます。 60: ● 谷井宰委員長 総計ができてないから。高橋委員。 61: ● 高橋圭一委員 それは教育大綱について分かるんですけど、総合教育会議をしなかった理由。大体年1回から年2回。この教育大綱ではないですよ。総合教育会議というのは市長が指示してできるわけでしょう。それが去年全然なかったという理由を聞いているんです。この教育大綱についての懇話会というのは分かりますよ。
    62: ● 谷井宰委員長 1回協議会に変えます。                 午後 1時45分 協議会                ───────────────                 午後 1時46分 再  開 63: ● 谷井宰委員長 戻します。  それでは、総合教育会議、これは毎年しなければいけないものなんでしょうか。ちょっとご答弁いただけますか。企画政策課長。 64: ● 企画政策課長 必ず開催しなければいけないというものではありません。 65: ● 谷井宰委員長 取りあえず必ず開催しなくてもいいという話。(「しなくてもいいからしなかった」と高橋君呼ぶ)  はい。(「本来、やるべきなんや」と高橋君呼ぶ)  企画部長。 66: ● 企画部長 この総合教育会議の開催につきましても企画部のほうで担当させていただいておりますので、私のほうからお答えさせていただきたいと思います。  令和元年度の開催回数が正式な総合教育会議がなかったというふうなことでございます。当然、市長選挙もありましたので、当初、秋頃の開催というふうな形では予定しておったんですけれども、その秋頃の開催といいましても、奈良県のほうで県の教育サミットが行われた結果について議論をしていくとかというふうなことも過去にはございました。令和元年度開催していなかったというのは、先ほども言ったように、選挙のこともあって、秋の開催というのが実際できなかったということと。(何事か呼ぶ者あり)  令和元年度はそういう形で秋開催を目指しておったんですけれども、市長も交代されましたので、実際に開催しなかったということで。教育委員さんと市長とが初めてのご対面というようなこともございましたから、教育大綱についてのお話も含めて、総合教育会議とはこういう形で進めていきますというふうなことの懇話会をさせていただいたという流れになっております。  ご存じのように、今年度、教育大綱の改定の年というふうなことでありましたので、その改定に向けての準備をそれから進めさせていただいたというふうな流れがあって、令和元年度自体には正式な総合教育会議を開催できなかったというふうな状況でございました。 67: ● 谷井宰委員長 よろしいですか。  ほか、ございませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 68: ● 谷井宰委員長 以上で質疑を終わり、説明を終わります。              所管事務調査 (3)委員会視察について 69: ● 谷井宰委員長 次に、所管事務調査(3)委員会視察についてを議題といたします。  委員会視察につきましては、新型コロナウイルス感染拡大のため、昨年は実施を見合わせておりましたが、本年はどうするか、ご協議願います。特に意見がなければ……(「ほかの委員会はどうされているんですか」と呼ぶ者あり)  総務常任委員会は状況を見てでした。(「委員長一任で」と呼ぶ者あり)  委員長一任で。  高橋委員。 70: ● 高橋圭一委員 今、状況を見てというお話があったように、ただ、やっぱりこのコロナの終息というのも含めて、相手側にも影響することであるので、それは状況を見ればいいと思います。  ただ、この視察自体は今年もしないということではなくて、その状況でやっぱりやっていく方向でないと、議員の視察ということがそんな簡単なものなんかと、ないがしろになってしまってはいけないので、やっぱり視察をする方向で検討していきたいというふうに考えています。それは委員長一任で。 71: ● 谷井宰委員長 状況を見てなるべく。私の意見としまして、委員会視察というのはやっぱり大事なものなので、状況を見て、それで今後判断していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、コロナの状況を見た上で判断するとして、内容と時期については委員長に一任していただきたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 72: ● 谷井宰委員長 ご異議なしと認め、そのように決しました。  また、視察内容等決定後の議長に対する委員会派遣承認要求書の提出については委員長に一任願いたいと思いますが、ご異議ございませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 73: ● 谷井宰委員長 ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。  次に、新型コロナウイルス、幼稚園3歳児保育について、理事者からの報告を求めたいと思いますが、所管事務調査として日程に追加し、報告を受けることにご異議ございませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 74: ● 谷井宰委員長 ご異議なしと認め、そのようにいたします。          追加日程 所管事務調査 (1)新型コロナウイルスについて 75: ● 谷井宰委員長 それでは、追加日程、所管事務調査(1)新型コロナウイルスについて、担当理事者より説明を求めます。  まず、新型コロナウイルスについて、担当理事者の方よろしくお願いいたします。教育総務課長。 76: ● 教育総務課長 新型コロナ対策ということですが、令和3年度の対策といたしましては、これまでと同じく、ハンドソープなどを購入すること、それから、12月議会でもお話させていただきましたコロナ対策としての抗ウイルスコーティング、これをこの3月中に市内公立小中学校、幼稚園、こども園で施工完了する予定としております。このコーティングにより、コロナ対策として、子どもたちや保護者により安心・安全な環境とすることができ、また、先生方におきましては、毎日の消毒作業を大幅に削減することで働き方改革につながり、その分余裕を持って子どもたちに接することができると考えております。 77: ● 谷井宰委員長 ただいまの説明に対して質疑等はありませんか。特にないですか。新しく入られた方。高橋委員。 78: ● 高橋圭一委員 清掃等で学校が雇用されておられた方というのは3月末で完了ということになるんでしょうか。 79: ● 谷井宰委員長 学校教育課長。 80: ● 学校教育課長 3月末でスクールサポートスタッフは終了ということになります。 81: ● 谷井宰委員長 ほか、コロナに関して何かご質問等はございませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 82: ● 谷井宰委員長 以上で質疑を終わり、説明を終わります。             所管事務調査 (2)幼稚園3歳児保育について 83: ● 谷井宰委員長 続いて、所管事務調査(2)幼稚園3歳児保育についてでございます。  担当理事者よろしくお願いいたします。学校教育課長。 84: ● 学校教育課長 3歳児保育の現在の状況ということで、2月1日から2月15日まで3歳児保育の募集を3園でしたところ、3月5日、先週金曜日現在で、晩成幼稚園が20名、真菅北幼稚園が24名、白橿幼稚園が21名、合計65名の申込みがあり、2月19日に入園決定書を保護者に送付いたしました。定員は各園とも34名ですので、現在も随時受け付けをさせていただいております。  また、本日、8日、白橿幼稚園、それから、明日9日、晩成幼稚園、明後日10日は真菅北幼稚園で3歳児保育の保護者向けの説明会を開催いたします。  保育士については、育休補充を含め、フェイスブックや人材ニュースに掲載し、今現在募集をしております。  まず、職員研修について述べさせていただきます。県の指導主事と就学前教育アドバイザーによる3歳児保育に係る幼稚園教育の研修を2月24日に実施し、単独園の講師を含む保育士の70%に当たる40人強の参加がありました。  次に、3歳児保育や預かり保育の準備についてです。代表で園長4人と指導主事、幼稚園の相談員や現場保育士数名でワーキング会議を数回開き、備品を初め、環境整備や施設面での準備物、それから4月入園までの流れや4月以降の生活の流れについて、また、預かり保育のシフト管理や事務、入園説明会等についてなど、実際に現場で働く視点での打合せを入念に行っております。細かい備品については各園でリストアップし、お互いに漏れ落ちがないか確認した上で準備を進めております。  また、3歳児保育統一カリキュラムの見直しについても、幼稚園代表園長数名とこども園代表園長数名及び教育委員会とこども未来課の指導主事で数回集まり、検討いたしました。  橿原市としては30年来の懸案である3歳児保育実施となるわけですので、現場の保育士も長年実施したいと願っていたことでもあり、前向きに様々な課題について取り組んでいただいております。教育委員会としてもその意欲をバックアップして一緒に進んでいきたいと思います。今後も議員各位のご協力よろしくお願いします。 85: ● 谷井宰委員長 ただいまの説明に対して質疑等はありませんか。佐藤委員。 86: ● 佐藤太郎委員 この事業を開始するときから懸案事項であった民業圧迫になるかならんかというお話があったかと思うんですけど、現状、102名の枠に対して、今、65名ですよね。その中、私立の保育園さんから「生徒が減って困っている」とか、そういう声は具体的にありましたか。 87: ● 谷井宰委員長 ちょっと協議会に変えます。                 午後 1時58分 協議会                ───────────────                 午後 2時00分 再  開 88: ● 谷井宰委員長 委員会に戻します。  答弁をお願いいたします。学校教育課長。 89: ● 学校教育課長 数名は受け替えというか、あったことは確認しております。(「保育園さんのほうから民業圧迫になったで、困ってんねんという声があったなかったか」と佐藤君呼ぶ)  民業圧迫になったかどうかというお話については特に具体的には聞いておりませんが、受け替えすることによって、保護者の方に入園料等はどういうふうな形でというお話はありました。それについてはまた実際に年度が変わってから私立幼稚園の方とお話するような形で話はしております。 90: ● 谷井宰委員長 また改めて最終日に全協でするようですので。(「全協はみんなへの報告です。文教でこれについて、もっと言うと、附帯決議をつけたんでしょう」と呼ぶ者あり)  ちょっと協議会に変えます。                 午後 2時02分 協議会                ───────────────                 午後 2時05分 再  開 91: ● 谷井宰委員長 委員会に戻します。  高橋委員。 92: ● 高橋圭一委員 今、例えば今日のホームページ見たら、これは2月19日付だから、大分遅いんですよね。2月19日付のホームページを見て、晩成17人、真菅北23人、白橿18人というところが、今の3月5日の時点か、晩成が20人、プラス3ですね。真菅北が24、プラス1、白橿がプラス3というふうに、これもデータとしてはこっちのほうが古いんですよ。僕は、ホームページに載ってたから、これを見て、これについて確認しようかなと思ったけど、まずここ、ホームページの更新が遅い。このホームページを見て、保護者は問合せするんでしょう。だけど、これがもし34になってたというのにも関わらず30のままやったとしたらどうするんですかということや。だから、ホームページ上と今の報告との数字の違いというのがちょっとおかしい。  それと、この件については、保育士、幼稚園の教諭がやっぱり厳しいと、採用が厳しいというのはどこにあるのかというと、とにかく集めやなあかんというのは分かる。集めやなあかんのは分かるけれど、結局、うちに集まってこない理由もあるわけでしょう。これは人事のほうの問題になると思うけれど、それだけの市長の施策やと言うのならば、とにかく人集めようという形で、とにかく正規でやろうというふうにやるべきところを集まってない理由の1つかも分からない。だから、そこの検証もしているんですかということなんですよ。なおかつ、それだけの大きな事業やから。  それだけに、もう1つ言うならば、附帯決議をつけているわけだよね。附帯決議は多分地域の住民と保護者と、そして、私立の経営者、私立の園にもきちっと説明をして納得してもらってくださいということのその報告も必要なんですよ。附帯に対しての報告も絶対必要なんですよ。今、ちょっと附帯決議のことについてはもう詳しくは言わないけれど、そこまでの報告もしてください。ある意味、それだけみんな納得したけれど、ただ、人が足らないんですという問題じゃないと思うんですよ。まだ定員には満たないけれど、これだけのニーズがあったというならばやる方向でやったほうがまず間違いないと思う。それは、市長があれだけ力説したわけやから間違いなかったと。でも、間違いなかったんやったら、それをケアするいろんな採用の問題も、人事もっと汗かいたかということなんですよ。人事も一緒になって、よしこれ何とか集めたろうというふうにやったかどうか、ちょっとこれは人事に問いたい。 93: ● 谷井宰委員長 人事課長。 94: ● 人事課長 まず、保育士の採用の部分で、どこまでの効果があったのかというようなお話やったと思います。本年度、令和2年度につきましては、正規の職員の採用につきまして、任期付の採用も、委員会のほうでも何回かお話させていただいているような形で複数名やりました。その結果、来年4月に向けて30名の任期付職員、保育士の確保は可能となりました。一方、会計年度任用職員につきまして、現在の会計年度任用職員が任期付職員という形で今度採用になる形になった方も一定数いらっしゃいます。ですので、従来の会計年度職員の方の不足数が補い切れてない、そういった状況に今あるということです。会計年度職員につきましても、当然、いろんな形で処遇改善、人事のほうでも一定数課題として考えておりまして、昨年度から給与の問題であったりとか年休、有休の問題であったりとかいうことで一定数解消のほうを令和3年度のスタートに向けて体制を整えております。  ただ、委員おっしゃるように、まだまだ人が確保できてない状態というのは明白ですので、その部分につきまして、引き続き3年度以降の採用につきましても保育士の確保については正規、非正規に関わらず、いろんな形で取り組んでまいりたい、このように考えております。 95: ● 高橋圭一委員 会計年度職員であっても、とにかくこの施策を実施するためには何とか確保しなければならない。子どもは子どもなんですけれど、そのための受け皿としての職員を採用しなければいけないということの気概がちょっと感じられないんですよ。  というのは、こうやりました、こうでしたというんじゃなしに、なぜそうなんですかというところの分析が要るわけでしょう。もし任期付だからだめだとか、会計年度だからだめだ。だから、そうなったら正規が要るのかと。そしたら、もういろんな計画の中で正規を増やさなければいけないということになってきたら、それは市長がやっぱり言うべきやと思うんですよ。これだけの状況であるならば何とか確保しようというところが、いやいや財政がどうだとかいうふうになってくると、やりました。しかし、人がそろいませんでしたということで、最初にきちっとしたことをやらないと、本当にこれ、頓挫しちゃうと大変なことになるんです。それこそ私学がいまだに反対している状況じゃないですか。多分納得はしてないはずですよ。だから、その納得してないはず。それで、先ほど民業圧迫というのもあった。民業圧迫というのも、これ時給で見ると、もう民間はこんな時給出されへんというふうなことをしているにも関わらず、募集が埋まらないんですよね。何に問題があるのということも含めて、この事業、本当に4月1日からきちっとやる。これだけのもう既に申込みがあるとなってきたら、何か市長の思いとちょっと違うんかなと。本当にこの事業何とか成功させようというふうに思ってあげてほしいと言うたらおかしいけど、そういう思いをするんですよ。もし僕がこれをいろいろな批判ありながらもやったとしたら、とにかくみんなやってくれという形で動いてくれたんだろうかなと。そこはちょっと熱意も感じられないですね。誰かもしあれでしたら。 96: ● 谷井宰委員長 企画部長。 97: ● 企画部長 確かに、橿原市の今年度の保育士さんの採用につきましては、これまでになかった採用の在り方を実際実行させていただきました。もともと正規の保育士さんの募集で5名という程度の人数やったわけですけれども、その後、追加で一般任期付職員、2回目、15人、10人、人数募集しまして、3回目また追加で募集しているというふうな形を取らせていただきました。なおかつ、その3回目の一般任期付の保育士さんを募集した際には、任期の定めのない職員さんに移行する可能性がありますということを条件に募集をさせていただいたということでございます。任期の定めのない職員といいますのは、我々と同様、定年まで全うすることができる職員というふうにご理解いただければと思います。中間で一般任期付の保育士さんを募集したときには、そういった条件づけがありませんでしたので、当然、同年度に入ってこられる保育士さんにつきましては同じ取扱いをしますということで、任期の定めのない職員さんになる可能性があるということになっております。そういう形で合計30名の保育士さんが来年度お越しいただくことになったわけですけれども、なおかつ、当初5名の保育士さんの募集をしていたときに、当然、よその公的機関のほうに移られる可能性がやっぱりあるわけですので、補欠の保育士さんを何名か追加でお知らせさせていただいております。今回は(「うちが採用になったにも関わらず、ほかがいいからといってほかへ行くということか」と高橋君呼ぶ)  そういった方が今までも事例としてはゼロではなかったわけです。そういった方の補充のために補欠の保育士さんを何名か、今年度はお二人だったんですけど、そういった形に位置づけさせていただいて、そのお二人の方につきましても繰上げで、正規、正職員としてお越しいただくような通知を今回はさせていただいたというようなことも行っております。  当然、3歳児保育も含めまして待機児童の解消にもつながる保育士さんの募集ということで、健康部門と教育委員会部門と我々企画部門、人事担当として調整もかなり行いながらこういった施策を実施してきたということでございます。  今、先ほど担当課長のほうからも説明ありましたように、会計年度任用職員さんが一般任期付の職員さんに変わられた方々が十数名いらっしゃいます。当然会計年度任用職員さんの数がトータル的に今年度と比べて減ることになりますので、その減った職員さんをゼロ以上に増えるような状態に今できていないというふうなことから会計年度任用職員さんの数が少なくなっていると。ここの募集につきましては、担当部課のほうでそれぞれ行っているというふうな状況でございまして、我々も含めていろんなところにも働きかけということを今後も引き続きやっていきたいというふうなことは考えております。 98: ● 谷井宰委員長 上田副委員長。 99: ● 上田くによし副委員長 ご質問を申し上げたいと思うんですけれども、本日は文教の常任委員会ということで、橿原市立幼稚園に関わる事情をお話されておられるというふうに認識をしています。  先ほど学校教育課長からも、それから人事の部局からもお話がありましたけれども、保育士の確保に難航されておられる、保育士不足なんだというふうなことでありましたけれども、実際には、市立幼稚園ですから幼稚園教諭のことについてを指し示しておられるというふうに思います。事情とされては、保育士の確保がされましたら、保育士と幼稚園教諭と両方の免許を持たれた方が幼稚園の業務にも当たることができるというふうなことから、総称して保育士の不足、保育士確保ということでお話しされていると思いますけれども、一般の市民の方から見ると少し混乱があるのではないかなというふうに思います。  今回、幼稚園の3歳児保育の開始に伴う議論や協議ということになるんですが、そもそもこども園なんかでは3歳児の保育というふうなことは保育所の機能の中で行われておられまして、一般の方々におきますと、既にあるんではないんかなというふうに誤解を感じておられる方もおられるということで、私どもからは、単独の幼稚園の業務に当たっておられる3園で新たに3歳児の受入れをされる、それを3歳児保育と呼んでいるんだというふうな補足の説明が必要になってこようかと思います。その中が、理事者の方の中でも少し混乱があるのではないかと思います。  その内容としましては、先週の3月5日のホームページ上では、学校教育課を担当課としまして幼稚園教諭募集についてというふうに告知がなされておられます。しかしながら、その文面の中では、幼稚園教員を募集していますというふうに書いていて、作成された動画では、橿原市であなたも保育士になりませんかというふうなことで、保育士というふうな言葉も書かれておられまして、そもそも保育士と幼稚園教諭は取得資格が違いますから、そういったことについて真剣に募集に取り組むというふうなことであれば、そこの判別や表現の整理というふうなことはきっちりとお取り組みいただきたいというふうに思いますが、その辺のご見解をお願いいたします。 100: ● 谷井宰委員長 学校教育課長。 101: ● 学校教育課長 幼稚園教諭は、学校教育課としては幼稚園教諭を募集しています。こども未来課としては保育士を募集しております。それから、総合支援センターでは保育士を募集しております。分かりにくいような表現かもしれませんけど、あの一面で全てのところ来てもらえたらなという気持ちで書かせていただきました。表現がちょっとばらばらであったことは申し訳ありませんが、それぞれに不足しておりますので、それぞれの書き方でということで申し訳ありません。もうちょっと統一させていただきたいと思います。
    102: ● 谷井宰委員長 ほか、よろしいですか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 103: ● 谷井宰委員長 教育総務部副部長。 104: ● 教育総務部副部長 先ほどの教育大綱の説明の中で、福田委員からご質問ありました内容にちょっと回答に不足がありましたので、追加して説明させていただきます。  教職員へのICTの活用の推進の研修等についてですけれども、本年度より、市長部局にデジタル推進課が新設されます。そちらの職員には学校教育のICTの推進についても学校教育課指導主事と連携して指導を支援していただくように今、準備を進めておりますので、そういった形で教員への指導というのをやっていきたいと考えております。  また、本年度におきましても、もう既に1月から2月にかけまして学校教育課指導主事が各学校のほうで研修等を行っておりますので、引き続き教職員への研修を進めていきたいと考えております。 105: ● 谷井宰委員長 以上で質疑を終わり、説明を終わります。  以上をもちまして、委員会を終了いたします。  なお、委員会の報告につきましては、委員長にご一任願いたいと思いますがご異議ございませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 106: ● 谷井宰委員長 ご異議なしと認め、そのように決しました。  これをもって、本日の文教常任委員会を閉会いたします。本日はご苦労さまでした。                午後 2時22分   閉  会 発言が指定されていません。 Copyright © Kashihara City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...